イラスト日記が教えてくれた、身近にある誰かの幸せ

「わざわざ話すほどでもない。」そう思って、心の中にしまいこんでいる小さな幸せはありませんか。

以前、兵庫県仁川と伊丹市で開いているイラスト日記講座に参加されている方が、ご家族が、外国の美味しい料理を作ってくれる様子を、一枚のイラスト日記に描いてくださったことがありました。私はそのとき初めてそのお話を知りました。

考えてみれば、自分を心からハッピーにしていることほど、普段の会話には出てこないものかもしれません。まだまだ付き合いの浅かった講座の仲間には、本来知るよしのない出来事です。それでも絵として見せていただいたことで、その方の嬉しかった気持ちに、私も他の参加者さんも、そっと寄り添うことができました。

講座には絵の初心者の方も多く、20代、30代、40代、50代、60代、70代と幅広い年代の方が参加されています。誰かの日常のイラスト日記を読んで、思わず涙がみそうになる瞬間が何度もあります。楽しい日々が伝わってきて、一緒に心が温まる。この講座をやっていて良かったと感じるのは、まさにそういうときです。

絵を学ぶだけの場ではなく、言葉にしなかった気持ちが誰かに届く場所。それがイラスト日記講座だと思っています。大人になってからの趣味、あるいは定年後の新しい生きがいとして、話したいけれど話せていない小さな幸せを抱えている方に、この講座が届いたら嬉しいです。次回の新規募集は、2026年9月1日から始まります。

さらら仁川 色鉛筆イラスト日記講座の様子